[雑記]昨日のこと

画像からは伝わらない、うまさ!!

昨日は、友人のブッフォンが試作品の烏骨鶏ラーメンを食べさせてもらうという事で、それに便乗するべく溝の口のTと現役国士舘大学生のまそっぷ君と埼玉の蕨まで遠征。


このラーメン屋、実は昔末広町の裏路地で営業していた『』という、知る人ぞ知る人気ラーメン屋の主人が様々な敬意で店を奪われた後、再起をかけて埼玉で出展したお店で、ゆくゆくは今の埼玉の店を製麺所にするためか店構え自体は非常に地味。


で、今回の本命 烏骨鶏ラーメンなんだけど、激ウマ!!
ラーメンは烏骨鶏のガラを使った鳥白湯スープで、ハクシン麺というきし麺より若干細めの平麺を使っているんだけど、スープは豚骨に負けない濃厚な風味なのに後味さっぱり、麺の周りにはとろみみたいなものがついているのか、すすると気持ちいい勢いで口の中に入ってきて、噛めば噛んだでしこしこ、飲めば飲んだでのど越しが爽快、麺自体に塩が練りこまれているのか甘みのあるスープとマッチしていてGood!!


具は、チャーシューとほうれん草、ネギだけと非常にシンプルなんだけど、このラーメンに関してはこのシンプルな状態が正解。
トッピングが多すぎたら、折角の烏骨鶏ラーメンの存在が霞んでしまってもったいない。(別にトッピングがラーメンの質を落とすわけじゃないよ。チャーシューは末広町時代からの人気メニューだし、野菜も農薬不使用のオーガニック野菜で、厳選した食材選びは昔から変わってないからね。)


麺、スープ、具と、どれか一点・二点が突出しておいしい店というのは結構見かけるんだけど、全てが総じて高いレベルで調和が取れているラーメンというのは、自分の人生の中でこれが初めてかもしれない。
いや〜、本当にいいもの食ったよ♪
当分、普通のラーメンは食えんわな。(烏骨鶏ラーメンを食べた後に、勢いに任せてTと通常メニューの玄流ラーメンを分け合って食べたんだけど、烏骨鶏ラーメンの後では普通にうまいラーメンでも霞んじゃったよ。あれは蛇足だった・・・)


食後に、店長と話す機会があって、そこで烏骨鶏は卵とガラは一級だけど肉自体は平凡だとか、ラーメン屋はだしを摂ったスープをベースにカレーを作れるから普通にうまいカレーを作るのは簡単だとか、でもラーメン屋がカレーをメインにしないのは店内や調理器具にカレーの臭いが染み付いて折角のラーメンの臭いが殺されるから等、面白い話も聞け、蕨まで出向いた甲斐があったよ。


烏骨鶏ラーメンは、まだ試作段階だから、行けばすぐ食べられるわけでもなく、価格もハッキリしないけど、¥1000くらいまでだったら食べる価値ありだよ。
後少しすれば、お弟子さんの店が横浜に出来るそうだから、いずれ行ってみようかな。


烏骨鶏ラーメン、恐るべし!!


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