術後の話の続き

2016年4月に入り、のんびり退院を待つはずだった。
が、左頬空洞内の傷口は経過良好なのに対し、
チタンプレートを摘出した傷口が肉は順調にくっつき始めているのに、
それを覆う皮膚が収縮し肉が露出し始める。


ギリギリの範囲で皮膚を剥いで移植したのが裏目に出たようだ。
結局、4月中旬に改めて傷口を覆う為の皮膚移植手術を行う。
(大方、成功し体液が噴出しながらも、その度にカサブタ化→傷口が小さくなるの繰り返しで
最近ではかなりカサブタも小さくなる。)


これらを経て、5月2日に無事念願の退院となる。


途中、外泊をはさみながらも1年以上という長期間の入院は予想だにしていなっかた。
息子はいつの間にか幼稚園へと通うようになり、
娘は一人歩きできるようになりパパとも発音できるようになっていて、
その成長を傍で見届けられなかったのは生涯後悔するのだろう。
(退院直後は、息子は自分とどう接すればいいか判らずぎこちなく、
娘はパパと発音はするもののそれが自分と合致するまでに結構時間がかかったのは苦労した。
癌許すまじ。)