人生変えちゃう夏かもね

とりあえずリンパ節への転移はシロでした。
一安心。


これから更に全身の転移を調べた上で、
放射線抗がん剤治療→手術
という流れになるのですが、まず転移確率の高いリンパ節がシロだったのは、
大きな一歩。


なので、全身の結果が出ない事には答えられないだろうけど、
つい欲を出して、「後何年位生きられますか?」と医師に聞いてみると、
『死』を意識しておいてください。」と全身に冷や水をぶっ掛けるような深刻な回答。


いやぁ、上顎洞癌でこの位の大きさで来るのはよくある話だと言われていたので、
患者の心のケアも考えて「そう深刻に考える必要は無いですよ。」とか、
これより酷い症状でも完治に至った患者はたくさんいますよ。」とか、
気休めでもいいから、気を楽にしてくれる回答を期待していたんだけどねぇ。
全くロックだぜ。


おまけに、まだガンの大きさがはっきりしない時点で、手術では左頬骨と左上顎、それに伴い左上の歯全部摘出が必要とも言われ、超ショック!!
左頬骨を取ると輪郭は変わるわ、眼球を固定していた穴がなくなるから押さえる為の再建が必要になるわ、左上の歯は全部入れ歯になるわ、そもそも左上顎が骨ではない別素材で再建するから、痛みと違和感で当分食べられなくなるわと、こんだけ代償を払っても生還できる保証はナシ、むしろ死を意識しておけって、分の悪い賭けにもほどがあるだろ・・・


順調に行っても、10月下旬でなければ放射線抗がん剤治療に移れないって、
その間にガンは進行していくし、いざ治療に入れたらすでに手遅れでしたなんて洒落にならない、
これじゃ治療計画じゃなくて、死に至る計画としか思えない。
俺の生きる目は無いのだろうか?