ワンチャンありますか?

セカンドオピニオンで相談していたK大学病院の担当医師がたまたま病院長で、
その病院長がこれまで治療に当たっていたS総合病院の主治医T医師と代役を務めてくれたK医師の慶応大学医学部コネクションの先輩にあたり、病状と状況から転院を受け入れてもらい、当初のスケジュールから8日遅れの明後日入院、明々後日手術に落ち着きました。


最悪の状況の中で、これ以上無いくらい最高のリカバリーショットが打てたのではないだろうか。


だがしかし、新たに入院することになったK大学病院で改めて術前検査を行った所、
S総合病院で2月に検査した結果よりも病状が進行しているどころか、
左眼球すぐ下に怪しげな影が映っていて、
これが本当に再発で癌細胞であるならば眼球摘出もするしかなく、
今後のリスクを考えると拡大切除で眼球ごとパージしてしまった方がいいのではないかと病院長と執刀医のO医師に提案される。


ただCTの画像を見ての判断、病状の進行具合から癌の再発と見做しての治療がリスクも少なく肉体的にも金銭的にも負担が少ないからという判断だからだそうだが、癌の再発ではなく乳頭腫や放射線により変質した骨・組織である可能性もないとは言い切れないとの事(可能性はかなり低いそうだが・・・)。


自分としては現時点で眼球摘出の覚悟はまだ出来ておらず、
可能性が低くとも眼球を残せる可能性が少しでもあるのであれば、
そのかすかな希望に縋り、
今回は眼球を残した上で左上顎と左頬をパージ、
手術の際に左眼球下の怪しげ組織を検査してもらい、
その結果如何で今後の方針を決めていくということで手術を依頼した。


病院長に言わせると、かなり分の悪い賭けだそうだが、
少しでも希望があるのであれば無為に捨てたくは無く、
自分に博才は無いけれど普段使わない運がここで発揮される事を強く願おう。


来たれワンチャン!!