[雑記]地獄は続くよどこまでも

今年も残りわずか。
無事、娘も12月10日早朝に生まれました。


一方、自分の近況は、11月中旬に2回目のサイバーナイフ治療を終え、
12月に入った頃から口内炎、舌の左側だけ異常に乾き、
左頬が徐々に熱を持ち痛むようになってきて、
今回も順当に後遺症が始まったかとロキソニンがぶ飲みで耐える日々を送っていました。


12月19日にサイバーナイフ治療後の状態を診る為、
Y医師の診察を受けると、
『これ、膿が溜まって腫れ上がってるよ。感染かも?』
『なんで、こんなになるまで我慢していたの?相当痛いだろ?』と叱られる。


『感染だったら、移植した肉が壊死して、この前の手術が無駄になるよ。』と、
即局部麻酔して歯茎に穴を開け、膿を出して消毒作業。
『こんな処置じゃ、すぐに穴が閉じてまた膿が溜まるから、緊急入院してこまめに処置しようか?』
と提案されるが、入院の準備なんか全くしていないし、M記念病院は狭く売店もなく、
娯楽と呼べるものはTV以外ない精神的苦痛を伴う病院だったので、
せめて準備してから入院したいので明日からとごねていると、
『あ、明日土日だから僕いないし、他に処置できる先生いないや。
よし、抗生物質出しておくから、週明けの22日に再度処置と経過を見てから、
再度入院するかどうか考えよう。』と提案される。


12月22日、膿が少なくなっていて、血液検査でも炎症の数値が下がっているので、
抗生物質でこのまま治療できるかもと、もう少し様子を見ることになる。


12月25日、膿はほとんど出なくなるが、痛みが続いている事を話すと、
『それはおかしい。血液検査の結果も良好だし、この状態で痛みがあるとなると、
確率は低いが膿を出していた原因がガン細胞の場合もあり得る。
前回、念の為抜いた膿を病理検査に出してあるから、
痛みの原因が性質の悪いバイキンかガン細胞かはっきりさせてから今後の治療方針を決めよう。』
と言われる。


そして今日12月29日、
病理検査の結果は真っ黒。(低確率引いた〜!!)
またもやガン細胞。
今まで上顎に焦点を定めて治療していたが、
今回は下顎にある模様。
Y医師曰く今回は転移や再発というよりは、
サイバーナイフの照射範囲から外れていた且つPETでも浮かび上がらなかった小さな細胞が、
ここにきて急成長したものだろうとの事。
とりあえず、年末年始は病院も閉まっているので、自宅で飲む抗がん剤治療する事で成長を抑え、
1月後半に入院して再度超選択的動注療法で可能な限り小さくし、
外科手術かサイバーナイフで完治を目指そうという事になる。


あぁ、またガンだよ、いい加減にしてくれ・・・
年末年始もやもやした状態で過ごすのかと思うと、欝だ。
嫁さんと子供が嫁実家に帰っていたのは不幸中の幸いかな。
とてもじゃないが、今の心境じゃあ明るく振舞えないわ。
来年も闘病生活は続いていくのか、やだなぁ。


健康体のアラサー、アラフォーの諸氏、
現役ガン患者からアドバイス
『悪いことは言わない、保険は掛けておこうね』
治療に掛かる金額半端じゃないよ。
性質の悪いガンは何度も入院・通院を強いられて、
まともに働けないよ。
そんなんで生活維持するのなんて至難の業だって。
金の切れ目が命の切れ目になるよ。
まぁ、ガンにならないのが一番なんだけどね・・・


それでは、よいお年を。(半べそをかきながら)