近況

今年も後3ヶ月ちょい・・・
退院後、8月・9月と傷口の落ち着きを見計らいながら、
ゴタゴタしておりました。


左目はR付属K病院の眼科で精密検査を受けた所、
眼球の表面に細かい傷が全体にわたって付いているのが原因で充血とむくみを起こしている。
眼球のずれ落ちはないが、何故か眼球を上と左に動かず筋肉が硬直していて殆ど動かない。
その為、左目側のピントが合わせられないとの事。
これに関しては眼科医もY医師もT医師も『治りますか?』と聞いても言葉を濁すだけで、
恐らく回復は難しいのだろうと思われる。


まぁ、これに関しては眼球を温存できた所で善しと自分に言い聞かすしかないのだろう。
とりあえず左目の視野角は問題だが視力は落ちてはいるが物を見ることは出来ているので、
今後医療が進歩すれば治せる道もあるのではないかとポジティブに考えることにした。
(眼球摘出したら、再生医療や義眼の進歩を待つ必要があるけど、治療に比べれば遥かに困難だろうしね。)
少しばかり左目が中心から下の位置で固定されてしまっているので、
ロンパリ状態ではあるが我慢しよう。


再建手術に関してはT医師が『傷口がしっかり落ち着いて、
なるべく時間が許す限り再発がないか見極め、
腕のいい形成外科医を招聘した上で再建手術をするのが一番いいと思うから、
10月下旬にS総合病院でY医師と形成外科医と僕で手術しよう。』
『9月下旬は僕夏休みでいないし、10月上旬にPET検査や術前検査をして、
下旬に手術、1ヶ月弱入院して12月前に退院するのがスムーズでいいと思うよ。うん、それがいい。
Y医師に連絡しておくよ。』
と一方的に提案してくる。
(嫁さんの出産が被りそうな時期なので、もう少し早められないのかなぁ〜と思うが、
俺の体的にベターな提案であれば夏休みというワンフレーズに少し引っかかるが、
そうするかと納得。)


その話をR付属K病院でY医師に話すと、
『そんな遅いの?
傷口の状態を見る限り、9月下旬には手術できるぞ。
君に遅くするメリットあるの?』
と怒り気味に聞いてくる。


嫁さんの出産に立ち会いたいから、なるべく早く手術してもらいたい、
しかし9月下旬はT医師が夏休みで不在の上、担当してもらう形成外科医を探す必要があると説明されたと伝えると、
『T医師の夏休み?そんなの関係ない。
彼、いなくても問題ないし、形成外科医も別に必要ない。
僕はこれまで同様の再建手術も何件もやってるから自分でやるよ。
まぁ、T医師を外すとS総合病院で手術は出来なくなるから、
じゃあ千葉よりのM記念病院でやろう。
あそこ、本当は脳外科専門の病院だけど、前々から度々頭頸部癌や再建手術で利用させてもらっているから、
問題なし。』
と一気に早まりそうな流れに。


9月下旬から1ヶ月弱入院しているとNew3DSやモンハン4Gは、
嫁さんに頼み込んで見舞いの際に持ち込んでもらうのか、
親にばれたら病人がゲームの事ばかり一生懸命にならないで今後の人生設計を病床で真剣に考えろと説教されるなと思い、
入院期間は1ヶ月弱かかるんですかねぇ?とさりげなく聞いてみると、
『T医師が言ったの?
そんなに掛かる訳あるか。
普通に回復すれば2週間前後だ。
彼、ガンの専門家じゃないから、分かってないんだよ。』
T医師をバッサリ切り捨てる。


とりあえずM記念病院の病床やオペ室予約したり、スタッフを借りる手続きを取るから、
決まったら紹介状を送るので、それ持ってM記念病院に入院の手続きに行ってと言われ、
紹介状が来る前に電話連絡で多分手術は9月25日になると説明される。


2週間経過しM記念病院のM医師宛の紹介状が届くが、
いつM記念病院に行けばいいか分からないのでY医師に連絡を取ろうとするもK病院移転の為連絡が付かず、
仕方なく紹介状にあるM記念病院のM医師に連絡を取って、
いつ伺えばいいか?手術日は25日で決定なのか?入院日はいつか?と聞こうとするが、
『M医師は9月23日まで夏休みで不在の為、詳しく分かる人間はいないが、
K病院のY医師と患者名で25もしくは26日で予約が取られています。
とりあえず入院予定日は24日になっているので、その日に来てもらえばM医師に確認しながら、
手続きは進められると思います。』と受付担当に言われる。
これが先週の木曜日18日の話。


正直、こんな不確定要素が多い状態で、まともな医療行為受けられるのかよ?と不安で仕方がないまま週があけ、
今日K病院の移転が落ち着いたY医師から連絡があり、24日入院、25日術前検査、26日手術で決定と説明され、
色々と不明だった部分も説明してもらったので、明後日にはまた入院する運びとなりました。


今回の再建は、背中から血管を維持したまま筋肉、皮膚、脂肪を首の辺りで反転させ顔にはめ込むらしい。
前回、足の皮膚を剝いだ部分は新しい皮膚が完全に傷口を塞いだが、いまだレバーのような色味を残し、
時々痛痒さを発するので、今度はそれとは比較にならない痛みと痒み、そしてケロイド患者のような風貌になると思われる。
色々と辛そう・・・


先々週から、父親が緊急入院したり、家でボヤ騒ぎを起こし消防車を呼んだり、
折りたたみ椅子をゲームギアに落っことし死亡させたり、
話のネタになりそうな不運が続いたが、もう入院まで時間が限られているのでカット。


退院後に、またお会いしましょう。